人間国宝
美の創造者 富本憲吉2016/10/17

「人間国宝」とは正式に「重要無形文化財保持者」といい、歴史上又は芸術上価値が高い無形文化財の中で特に重要な技を体得・体現している人が「保持者」として認定されます。1955年に最初の認定が行われましたが、その中には「色絵磁器」の技術保持者として認定された「富本憲吉」がいました。
明治時代末にイギリスに留学、デザインや建築を学び、バーナードリーチとの出会いから陶芸家の道へ。誰よりも先を駆け、類まれなセンスと技を持つ富本憲吉とは一体どんな人物だったのでしょうか。
郷里に窯を設けて作陶生活を始めると、九州の波佐見焼や有田の磁器染付、また朝鮮の京城で李朝の白磁などの研究を重ねました。1926年に東京祖師谷に移ると本窯を築窯し、白磁・染付の他に本格的に色絵磁器に取り組むようになり、それらの独自の絵画模様や四弁花などの図案模様による作品は、国画会展や帝展・文展などに発表されました。
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