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コラムコラム

陶磁器

人間国宝の色絵磁器2016/08/26

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色絵磁器は、透明な釉薬をかけて本焼した上に絵の具で模様を描き、約800度の低い温度で焼き付けたものを広く総称したものです。

伝統的な上絵の具は「鉄」「銅」「マンガン」「コバルト」などの金属酸化物と「白玉」と呼ばれる溶媒剤とで調整されます。

この様な上絵のみによって彩られたものを錦手、下絵付けによる染付と併用される場合は染錦と呼ばれます。

さらにその上に金・銀彩を加えたものは金襴手と呼ばれ、艶やかで豪華絢爛なその姿は、色絵が広まった江戸中期から今も変わらず人々を魅了し続けています。


伝統を受け継いだ人間国宝


色絵磁器で重要無形文化財(人間国宝)の保持者となったのは、富本健吉加藤土師萌藤本能道十三代今泉今右衛門十四代今泉今右衛門十四代酒井田柿右衛門の6人です。

彼らは伝統的な色絵技術を基礎として、これに作家独自の創意を加え、色絵磁器の世界に新たな一頁を加えました。

中でも富本憲は1955年に初めて色絵磁器として認定された作家で、英国で西洋建築朝鮮で李朝の白磁、また本国では九州の波佐見や有田で色絵技術を研究するなど、表現の幅にとらわれず独自の創作表現に磨きを描けた人物です。
戦後は色絵の上にさらに金・銀彩を焼き付けた、華麗で品格の高い独自の作風を完成させました。


未来につなぐ橋渡し


十四代今泉今右衛門2014年に色絵磁器で認定された十四代今泉今右衛門は、家伝である「色鍋島」の技法を中心としながら、江戸時代から鍋島焼に用いられている「墨はじき」という技法を発展させた当代オリジナルの「雪花墨はじき」を完成させました。

さらに上絵付にプラチナを施して変幻的な白金色を輝かせる「プラチナ彩」も開発し、色鍋島の色絵の効果を一層豊かにし、日本の伝統的色絵磁器技法の発展に大きく貢献しました。

自身の作風について、「陶芸という仕事は決められた価値観を表現する仕事ではなく、その時その時の自分の思いを、固定観念にとらわれることなく表現する仕事」と述べ、「今右衛門」の各代が各々の時代に挑み、新たな展開を切り開いてきた“伝統”を引き継ぐ考えを見せています。

 

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