人間国宝
玉川堂から独自の木目金技術へ 玉川宣夫2018/02/19
海外でも「MOKUMEGANE」の名で知られる鍛金の技法「木目金」。異なる種類の金属板を2・30枚積み重ね、叩いて板状にしたものを部分的に表面を削り落としてさらに叩き込み、木目調の金属板にし、器状に成型していく技法です。この木目金を作り上げるには、気の遠くなるような作業に耐えうる精神力と、完成時の模様を予想しながら削る熟練度が求められます。この非常に高度な技術を独自に研究し、重要無形文化財に認定された作家が、玉川宣夫です。
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