人間国宝
青磁と色絵の融合でロマン溢れる作品 三浦小平二2017/06/19
青磁は本来中国で皇帝たちのために作られ、皇帝たちに愛されてきた特別な器でした。中国で最も優れた青磁が焼かれたのは宋時代で、それらの青磁の碗や壺、鉢等は鎌倉時代の日本にも伝わり、以来将軍や大名などが競って求めたといわれています。日本で青磁が焼かれるようになったのは江戸時代前期の有田地方で、江戸後期には京焼や瑞芝焼等にも広まりました。
青磁の釉調は、素地や釉薬の成分、また施された釉の厚みにもよって大変種類が多く、その深みのある美しさは古くから多くの人に愛賞されてきた東洋陶磁を代表する陶芸でもあります。
2023/06/01陶磁器
2023/05/01陶磁器
2023/04/17煎茶道具
2023/02/20陶磁器
2023/02/01中国美術
|
|
|
|
|