古美術ますけん
古美術ますけん

メニュー
  • 古美術ますけんについて
  • 買取作家一覧
  • 買取品目一覧
  • はじめての方へ
  • 買取について
お問い合わせ 0120-134-003 9:00〜21:00受付 土日祝日対応 MAILはこちら LINE IDはこちら
english

china

thai

コラムコラム

人間国宝

萩焼の新境地を切り拓いた 三輪休和2017/03/20

54

萩焼は豊臣秀吉公の朝鮮出兵により、萩藩主である毛利輝元が朝鮮より招致した陶工「李勺光(りしゃこう)」、「李敬(りけい)」の兄弟に、現在の山口県萩市松本に開窯させたのが始めといわれています。

琵琶色の素地に乳白色の長石釉を施した萩焼茶碗は、使い込む程に色調が多彩に変化するのが特徴で、「一楽、二萩、三唐津」と言われるように、茶の湯の世界でも賞用されています。


萩焼400年の伝統を受け継ぐ三輪休和


萩焼三輪窯は、江戸初期の寛文3年52(1663年)に初代休雪が毛利藩御用窯の一つとして萩城下の東北効前小畑に開窯したと伝えられています。1700年に初代休雪は京都へ上り、楽焼を修行して帰藩、李朝陶技の流れを汲む萩焼に和風の新風をもたらしました。

三輪休和はそうした萩焼の名門の流れを汲む陶芸家で、1895年(明治28年)に山口県萩市に生まれました。初代休雪から10代目に当たり、15歳の時から祖父雪山と父雪堂について厳しい作陶修行に入りました。1927年に祖父の隠居に伴い三輪窯を継承、十代休雪を襲名しました。


独自の白釉「休雪白」の誕生


それまでは伝統的に萩焼に専念していた休雪でしたが、十代休雪を襲名した頃から白釉の研究を重ねるようになり、さらには朝鮮まで足を運び、高麗・李朝の名器に接するなどしてやきものへの造詣をさらに深めました。やがて「休雪白」とよばれる春雪のような温味のある白釉を完成させ、高麗茶碗に和風を調和させ温和な独自の作風を確立。1957年には「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」として選択を受けるなどして世間からも伝統の萩焼に新境地を拓いた作品が高く評価されました。
晩年は弟の節夫に休雪号を譲り、休和と号して自由で高雅な作風を大成させました。

電話

フォーム ライン

  • お問い合わせ
  • 出張買取
  • 宅配買取
  • 持込買取

古美術ますけんが選ばれる理由

  • 1出張費無料
  • 全国を出張費無料での買取も行っております。遠方で持ち込みが難しい場合や、量が多いもの・大型のもので郵送が難しい場合など、是非ご利用ください。
  • 2実績多数
  • 古美術・骨董品をはじめ、中国美術・西洋美術・茶道具・書画・絵画・お酒など、品物にあわせて担当者が伺います。
  • 3安心・信頼
  • お品物や個人情報は厳正に管理。企業・法人様から個人主のお客様まで、幅広い方にご利用頂いております。各ジャンルの専門スタッフが担当させて頂いております。
  • 4迅速・丁寧
  • 最短で即日にお伺いすることも可能です。その場で現金取引をさせて頂きます。大切なお品物を丁寧に扱い、お譲り頂いたお品物を、大切にして下さる新しい所有者へ橋渡し致します。
遺品整理
大切な故人のお品物の遺品整理。
骨董・リサイクル専門スタッフが
査定・買い取りさせていただきます。