人間国宝
一度は途絶えた濁手を継承 十四代酒井田柿右衛門2016/11/21
江戸時代初期、肥前有田の陶工「初代酒井田柿右衛門」は日本で初めて磁器の上絵付に成功したと伝えられています。その後初代柿右衛門の晩年には「濁手」と呼ばれる乳白色の素地が作られるようになり、これに優美な上絵付を施した柿右衛門様式が元禄頃にかけて完成されました。
しかしこの「濁手」。従来の青味がかった磁器の色に対し、米の研ぎ汁のようにやわらかみのあるミルキーホワイトに仕上げるには大変な手間と労力を要します。
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