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骨董

翡翠の価格高騰はいつまで?高価買取の最新相場と理由を解説2026/05/26

翡翠価格高騰

近年、翡翠の価格は高騰傾向にあります。
この記事では、翡翠の価格がなぜ値上がりしているのか、その理由と今後の価格推移の見通しを解説します。

また、最新の買取相場や、お手持ちの翡翠を少しでも高く売るためのコツも紹介するため、売却を検討している方は参考にしてください。

翡翠の価格が近年高騰している2つの主な理由


翡翠の価格が高騰している背景には、大きく分けて2つの理由があります。
それは「需要の急増」と「供給の減少」という、需要と供給のバランスが大きく崩れているためです。
この状況が、一部の高品質な翡翠にこれまでにないほどの高値が付く要因となっています。


理由①:中国の富裕層による需要の急増


中国では、翡翠は古くから「徳」や「富」「権力」の象徴とされ、お守りや資産として非常に高い人気を誇ります。
近年の著しい経済成長により、中国国内の富裕層が急増し、投資や投機の対象として最高品質の翡翠を買い求める動きが活発化しました。
この爆発的な需要の増加が、世界的な翡翠の価格を押し上げる最大の要因となっています。


理由②:主産地ミャンマーの情勢不安による供給減


宝石として価値の高い翡翠(硬玉)のほとんどは、ミャンマーで産出されます。
しかし、ミャンマーでは長らく政情が不安定な状態が続いており、採掘や輸出が滞ることが少なくありません。
これにより、高品質な翡翠の供給量が減少し、市場に出回る数が限られています。

結果として、翡翠の希少価値がますます高まり、価格高騰に拍車をかけている状況です。

【2026年最新】 翡翠のランク別買取相場と価格が決まる基準


翡翠価格高騰

翡翠の買取価格は、品質によって大きく変動します。
高価なものでは1gあたり数万円の値が付くこともありますが、品質が低い場合はその限りではありません。
翡翠の価値は、種類(硬玉か軟玉か)、ランク、色、透明度、大きさ、産地といった複数の要素から総合的に判断されます。


価値が全く違う!「硬玉(ジェダイト)」と「軟玉(ネフライト)」の簡単な見分け方


一般的に翡翠と呼ばれる石には、宝石として価値が高い硬玉(ジェダイト)と、比較的安価な軟玉(ネフライト)の2種類が存在します。
硬玉は半透明でガラスのような光沢を持ち、鮮やかな色合いが特徴です。

一方、軟玉は不透明で油脂のようなしっとりとした光沢をしています。
正確な見分けは専門家でなければ困難ですが、輝きと透明感の違いがひとつの目安になります。


最高ランク「琅玕(ろうかん)」の驚きの買取価格


翡翠の中でも最高ランクに位置づけられるのが「琅玕(ろうかん)」です。
これは、まるで溶け出した飴のような、とろりとした質感と深いエメラルドグリーンが特徴の最高品質の硬玉を指します。
その希少性から、一般的な翡翠とは比較にならないほどの高額で取引され、状態の良いものであれば数千万円以上の価格が付くことも珍しくありません。


色や透明度で大きく変わる翡翠の買取相場


翡翠の価値を決定づける重要な要素が、色と透明度です。
最も評価が高いのは、鮮やかで色ムラのない緑色で、特に「インペリアル・ジェード」と呼ばれる最高品質の緑色は高値で取引されます。
次いでラベンダーや赤、白なども人気があります。

また、光をよく通す透明度の高いものほど価値は上がります。
人工的な処理が施されていない無処理の翡翠は「A貨」と呼ばれ、最も高く評価されます。


国産で価値が高い「糸魚川翡翠」の原石が持つ価値


日本の新潟県糸魚川市周辺で産出される「糸魚川翡翠」は、国産の天然翡翠として非常に有名です。
現在は国の天然記念物に指定されており、新たに採掘することが法律で禁止されています。
そのため、市場に流通しているものは過去に採掘されたものに限り、その希少性から高い価値を持っています。

独特の落ち着いた色合いが特徴で、老舗宝飾店の和光などで扱われる高級ジュエリーにも使用されてきました。

お手持ちの翡翠を少しでも高く売るための3つのコツ


翡翠を売却する際には、いくつかのポイントを押さえることで査定額がアップする可能性があります。
価値を正しく評価してもらい、納得のいく取引をするために、査定前の準備をしっかりと行いましょう。


鑑定書や鑑別書があれば必ず一緒に査定に出す


鑑定書や鑑別書は、その翡翠が天然のものであることや、品質、処理の有無などを証明する重要な書類です。
これらが揃っていると、査定士は品質を正確に判断できるため、信頼性が増し、高価買取につながりやすくなります。
購入時に付属していた場合は、必ず一緒に査定に出してください。


査定前に自分でできる簡単なお手入れ方法


査定に出す前には、品物の見た目をきれいにしておくことが大切です。
柔らかい布を使って、表面に付着した皮脂汚れやホコリを優しく拭き取りましょう。
これだけで査定士に与える印象が良くなります。

ただし、化学薬品を使用したり、硬いブラシでこすったりすると石を傷つける可能性があるため、乾拭き程度に留めてください。


複数の買取専門業者に査定を依頼して比較する


買取業者によって、査定基準や宝石の販売ルート、在庫状況は異なります。
そのため、同じ翡翠であっても査定額に差が出ることが少なくありません。

ルビーやサファイアといった他の宝石と同様に、1社だけでなく、複数の専門業者に査定を依頼し、見積もりを比較検討することが、より高い価格で売却するための重要なポイントです。

翡翠の価格高騰は今後も続く?将来性を予測


近年の翡翠の価格高騰がいつまで続くのか、気になる方も多いでしょう。
需要と供給のバランスや、資産としての購入の是非について、今後の見通しを解説します。


需要と供給のバランスから見る今後の価格動向


中国における翡翠の需要は、今後変動する可能性があります。2025年の報告によると、中国の翡翠市場は、一部で供給過多や若年層の価値観の変化により冷え込みが見られるとの指摘があります。

しかし、一方で、短動画やライブコマースの普及が翡翠文化の普及と流通を加速させ、市場の新たな成長点を生み出しているという見方もあります。また、18歳から34歳の年齢層が翡翠アクセサリー消費の主要な層となっており、彼らの消費意欲がイノベーションを推進する可能性も指摘されています。

高品質な翡翠は依然として高額所得者の投資対象として注目されており、2024年の「中国翡翠産業発展白書」では、31歳から40歳の若い消費者が翡翠消費者の約50%を占めていると報告されています。

主産地ミャンマーの情勢不安がすぐに解消される見込みは薄く、供給不足の状態は当面続くと考えられます。このため、需給のバランスによっては、高品質な翡翠の価格は高止まり、あるいはさらに上昇する可能性も否定できません。

しかし、世界経済の変動によっては、価格に下落するリスクも念頭に置く必要があります。


資産として翡翠を今購入するべきか判断するポイント


価格が高騰している現在、短期的な売買益を目的とした購入はリスクが高いと言えます。
もし長期的な資産保全として翡翠の購入を検討するのであれば、価値が下がりにくい最高品質の「琅玕」や、希少性の高い「糸魚川翡翠」などを選ぶことが賢明です。
その際は、信頼できる宝飾店で、必ず鑑別書付きのものを購入することが絶対条件となります。

翡翠の価格高騰に関するよくある質問


ここでは、翡翠の買取や価値に関して、多くの方が抱く疑問について回答します。

Q1:割れたり欠けたりした翡翠でも買取してもらえますか?


A:はい、買取可能です。
ただし、査定額は状態の良いものに比べて下がります。
石の大きさや品質によっては、割れた部分を加工し直して再利用できる場合があるため、価値がゼロになるわけではありません。

諦めずに一度査定に出してみることをおすすめします。

Q2:翡翠の色で一番価値が高いのは何色ですか?


A;最も価値が高いのは緑色です。
特に、鮮やかで深く、透明感のあるエメラルドグリーンの「インペリアル・ジェード」は最高品質とされ、非常に高値で取引されます。
次いで、ラベンダーカラーの翡翠も人気がありますが、一般的には緑色の価値には及びません。

Q3:鑑別書がないと価値は大きく下がりますか?


A:はい、価値が下がる、あるいは買取を断られる可能性があります。
鑑別書はその翡翠が本物であること、そしてどのような品質であるかを客観的に証明するものです。
鑑別書がない場合、買取店側がリスクを考慮して査定額を低く設定することが一般的です。

まとめ


翡翠の価格は、中国での需要増加とミャンマーからの供給減少という2つの要因が重なり、現在も高騰を続けています。
その価値は「硬玉」か「軟玉」かという種類、そして色や透明度、産地によって大きく異なります。
もし売却を検討しているのであれば、鑑別書などの付属品を揃え、複数の業者に査定を依頼することが重要です。

今後の価格動向も注視しつつ、最適なタイミングでの売却を判断してください。

古美術ますけんでは 翡翠 の買取を強化しております。お引っ越しや遺品整理などで、現在ご使用になっていない或いは保管されたままになっているお品物がございましたら、古美術ますけんまでご連絡ください。

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ますけん編集部

東京都・神奈川県を中心に、多くのお客様の査定・買取を担当してきたスタッフが執筆。骨董品・美術品・古道具の専門知識に加え、遺品整理や生前整理の現場経験も豊富。地域に根ざした視点で、買取のポイントや市場の動き、品物の魅力を丁寧に解説し、安心してご利用いただける情報提供を心がけています。

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