書画　1947‐

兵庫県出身の書家。かな書家の西谷卯木に師事し、弱冠二十一歳にして改組第1回日展で初入選を果たした。また四十四歳の時にかな書道研究会「正筆会」の理事長を務める。以降兵庫県書作家協会会長、正筆会会長、日展理事等を歴任。大字かなを用いた書道作品を流麗な筆致で描き、「静寂」で日展内閣総理大臣賞、「小倉山」で日本芸術院賞を受賞した。

年表

1947年　兵庫県に誕生
1966年　かな書家の西谷卯木に師事する
1969年　改組第1回日展に初入選する
1986年　第18回日展で特選を受賞する
1992年　正筆会理事長に就任する
2007年　兵庫県書作家協会会長に就任する
2008年　正筆会会長に就任する。四国大学文学部客員教授に就任する
2009年　第41回日展内閣総理大臣賞を受賞
2011年　第67回日本藝術院賞を受賞し、日展理事に就任する
2012年　姫路市芸術文化大賞を受賞する
2017年　日本書芸院理事長に就任する。
2020年　読売書法会、日本書芸院の最高顧問に就任する。日展副理事長に就任する。