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螺鈿製品の買取を強化中です。2020/12/21
【古美術ますけん】では、螺鈿(らでん)製品の買取を強化中です。
螺鈿の「螺」は貝殻を、「鈿」は散りばめたりはめ込んだりすることを意味しています。その名の通り、青貝、夜行貝、鮑貝、蝶貝などの貝殻を薄く剥がし、木地や漆地に埋め込んだものが螺鈿なのです。まるで真珠のような七色の光は、見る角度によって輝きを変え、多くの人々を魅了してきました。
螺鈿の歴史は非常に古く、紀元前3000年頃のエジプトでも、装身具の装飾に貝殻を用いていたことがわかっています。日本には奈良時代に唐(中国)から輸入され、独自の発展を遂げました。蒔絵(まきえ)との併用も盛んになり、安土桃山時代にはヨーロッパへも輸出され、高い評価を獲得したのです。
薄いものではわずか0.1mm~0.3mmという貝殻を貼って模様を作るのは、まさに職人の技術の極み。デザイン性は無限大で、花鳥風月をはじめとする数多くのデザインが考案されてきました。現在でも、奈良漆器や高岡漆器といった伝統工芸品に用いられています。さらに、貝殻を布地に織り込んだ「螺鈿織」など、新たな方向性の作品も制作されているのです。
ますけんでは、伝統的な作品から最新の意欲作まで、幅広い螺鈿製品を買取しております。棗や香合といった茶道具から、碗、皿、盆などの食器、琵琶や琴などの楽器から箪笥まで、あらゆる作品を買取可能です。制作年代の古いものや有名作家の作品は、特に高価買取中。詳しくはお電話、メール、LINEにてお気軽にお問合せください。
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