書画　1985‐

 

「ダウン症の天才書家」として国内外に紹介され、「般若心経」「共に生きる」などを代表作とする書道家。5歳より母親から書を学び、2001年より日本学生書道文化連盟展で金賞を連続受賞。2004年より「小蘭」の号を称し、書家として本格的に活動を開始。20歳の時に銀座書廊で初の個展を開き、メディアに注目されて成功をおさめる。以後建仁寺、厳島神社、中尊寺など全国各地の神社仏閣で揮毫、奉納、個展を行う。2011年に福島県に金澤翔子美術館が開館し、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字の揮毫に抜擢される。近年は海外での個展や、東京オリンピック・パラリンピックの公式アートポスター制作など活躍の幅を広げている。

 

年表

1985年　誕生
1990年　母親より書道を習う
1999年　日本学生書道文化連盟展において銀賞を受賞
2005年　銀座画廊で初の個展を開く
2009年　「風神雷神」を建仁寺に奉納
2011年　福島県いわき市に金澤翔子美術館が開館
NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を揮毫
2014年　紺綬褒章を受章する
2015年　愛媛県、福岡県の県立美術館で個展を開催
2016年　日本福祉大学客員准教授に就任する
文部科学省「障害者・生涯学習」スペシャルサポート大使に就任する
2017年　上野の森美術館において個展を開催する
2019年　ローマ教皇庁の来日により、バチカン市国へ作品「祈」を奉納する
2020年　東京(オリンピック・パラリンピック）公式アートポスター制作アーティストに就任する
東京都現代美術館において作品「翔」を発表する